『まさにこれやなぁ』

2022.05.13 Friday

私が、最も尊敬する方のコトバから
↓↓↓

穏やかな一日に観閑と感じて
ひとり思う

少しの間
ちょっとの間
瞬きの間

現存する現在に気づいている
判断せず評価せず
ただ現存する現在に気づきを続けている

これが目覚めている自己のこと
これが生きているということ

これすなわち閑坐

息をしているに気づいている
歩いているに気づいている
新聞を読んでいるに気づいている
食事をしているに気づいている
電車に乗っているに気づいている

現在の瞬間にただ気づき続けて
瞬間瞬間の変化に
ただその変化そのものに気づき続けて
目覚めたまま判断も評価もせず
そのままそのありようを
あるがままに感じ観すること

すなわち閑坐

自己の自身のありのままのありようを
感じて観じ

静かにただその変化を感じていとおしむ
そのままあるがままいとおしむ
いとおしむそこに
閑寂の境地あり
照福の恩光あり

唯心浄土己身弥陀
嗚呼まさに観無量寿

世尊曰わく
「解脱に至る人の道を辿って行った先に
解脱を得るのではない
また、人の道でないものを辿って行って
解脱が得られるのでもない
よいか、解脱はそのまま人の道であり
人の道がそのまま解脱なのだ」

現存する現在にただ目覚め
真摯にひたすらに人の道を生きる

人生とは閑坐
これのみ

一切の生きとし生けるものどもはすべて
幸福であれ
安穏であれ
安楽であれ

今日の観閑にひとり思いの独り言

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